05近藤典子の本 New Entries

近藤家の設計プランを考える際、"9つのコンセプト"を固めたそうです。


なにを作るにしてもコンセプトは重要ですからねー。
コンセプトが明確であれば、おのずと優先順位も決まり、製作の軸がぶれずにすみます。


もっとも、ふつう素人が家を建てるときにはコンセプトは3、4個ぐらいまででしょうけどね。多分9つもあったら、素人ではまとめきれないでしょう(笑)


【近藤家づくりの9つのコンセプト】


1.標準サイズが前提条件

近藤さんの財力を持ってすれば、いくらでもゴージャスな部屋にできるでしょうに、"役立つ提案をするために"住まいの標準サイズにこだわったそうです。


2.変化する空間構造

狭くても楽しい住まいとは?と考えた結論「空間が簡単に変化すればいい」。
フレキシブルな部屋作りの実践により、"カラクリ屋敷"や"忍者屋敷"と称されるような家に(笑)


3.ラクではかどる家事動線

家事の負担をいかにラクにするか?そのために徹底的に「家の機能性」を高めています。家の主はやっぱり主婦ですからねー。


4.見せる収納、隠す収納

本業の中の本業、の部分ですからね、参考にすべき工夫やテクニックが盛りだくさんです。


5.メンテナンスで選ぶインテリアと建具

「どんなに素敵なものでも、きれいな状態をキープするのに大変な手間がかかるとかえってストレスを生む」ということで、メンテナンスが簡単なものを採用したそうです。
ここは人によって趣味が分かれるところですねー。質感等にこだわる人も多いでしょうからね。


6.賢いローコスト

いかにコストを抑えるかは近藤さん宅も同じ。床やドアなどのユニークな使い方などを導入。とくに効率的な照明の使い方は参考になります。


7.おもてなしはセルフサービス

近藤流おもてなしは「セルフサービス」。常にホテルの部屋のように準備を整えておき"ご自由に、どうぞ"とすることでゲスト側の気兼ねを取り除きます。
とはいえ、一般家庭ではここまでなかなかできないのでは。。。


8.お年寄りにやさしい設計

"バリアフリーに慣れてしまうと逆に外に出たときに危ない"と、わざと玄関に段差をつけたそう。将来的に必要なホームエレベーターも思い切って導入。


9.二世帯住居のプライバシー

義母と近藤さん夫妻、仕事場を兼ねているのでスタッフなど、人の出入りが激しいため、いろいろな状況を予測したプライバシー対策を施しています。

近藤典子が建てた家

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敷地30坪、建坪24坪、重量鉄骨造りで地下1Fから地上4F建ての、全体としてみれば豪邸ですが、この家を新しい暮らしの実験ハウスにするため「各部屋の広さや天井高などを、住まいの標準的なサイズに設定した」というところが好印象です。
つまり、有名タレントなどの豪邸自慢ではないわけです。(←まぁ、仕事柄当然と言えば当然・笑)


本人言うところの"実験ハウス"な家だけに、彼女のアイデア満載で、レイアウトを何通りにも変えられるリビングや4.9畳にベッド3台詰め込んだゲストルーム、収納術いっぱいのキッチン&ランドリールーム、狭くても快適なバス・トイレなど、庶民でもぜひ真似したいと思わせるテクニックがてんこ盛り!


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一方で、電気・ガス・水道管を着脱可能なピット式にして自由に移動できるアイランドキッチンや家具が動くクローゼット、料亭のごとき玉砂利と飛び石の廊下など、どんだけっ?金かかるんだよ!というかんじのアイデアも。。。


まぁ、ブランディング戦略としては庶民だけでなく、多少お金持ちにもアピールしたいところでしょうからね(笑)


そう意味でも、この家は「近藤典子のライブ(生きた)ショールーム」というところでしょうか。
実際に生活(ライブ)しているので、お飾り的なショールームではなく、またそれゆえ生きている(ライブ)ように変化・工夫を繰り返しつづけていくショールーム、というかんじ。


そんな"近藤典子が建てた家"をレポートしているこの本、さらなる内容について、追々紹介していこうと思います。

全てはこちらから。

kondo.jpg 近藤典子が建てた家―収納のカリスマが提案する、新しい暮らしの形

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